全摘手術から、気がつけば半年が経過していました
体調も良く、忘れていましたわ
手術痕も小さく、探さないとわからないほどで
ありがたやー
なので、腱鞘炎の手術しました
引っ掛かりがあり、ジワーっと痛むことがあり
痛み止めの注射を何度か打ち
たえていたのですが
ついに、手術をしてもらいました
手術は15から20分程度で、麻酔も効いて痛みなし
術後、2日目には可動域九割まで回復し
これまた、快適になりました♪
まだ、水に、濡らさなくて
お風呂は❌
シャワーのみなのが辛いところです
土曜日が抜糸の予定ですが
回復が早く水曜日には抜糸できるかもって
そしたら、お風呂も解禁かな〜
子宮筋腫と子宮内膜症のため
腹腔鏡手術で子宮全摘と、両側卵管切除、左卵巣切除、右卵巣は病巣のみ吸い取ってもらいました
術後1日目
カラダの周りにある、点滴や心電図に硬膜外麻酔に尿道カテーテルと
起き上がると全てがわずらわしく思ってしまう
左胸の下から足先まで、しびれが取れず
硬膜外麻酔は、術後1日目のお昼には外してもらいました
手術衣から病衣に着替え
あら〜
何だこれ！
入院２週間前に、外の砂利道で転んだ傷跡に
サインペンで、単線が
まさか、他にも
お腹に青アザがあったので、そこも確認すると
やはり、足と同じようにマーキングされていました
麻酔で寝てしまった後
カラダの隅から隅までチェックされてたのね
何のためのマーキング？
新型コロナの関係で病棟には患者しか出入りが出来ないため
病院の玄関先まで車で送ってもらい
ひとりで入院
病棟に案内され、4人部屋へ
他の3人は私よりは、歳上の方々
お世話になります
よろしくお願いします
と、挨拶をしカーテンを閉めて
荷物の整理と病衣に着替え
カーテン開けると
向かい側のベットのMさんから
『あなた、入院慣れてるんだね
小さな手さげなんか用意して』
『あー入院は何度目かで、財布、ハンカチ、スマホを入れるのにあると便利でー』
Mさんはあの先生はいいとかダメとか
今日の夜勤の看護師さんはどーとかこーとか
自分の病気は、治るのがいつになるとか
この治療はダメだとか
薬がどーとか
入浴時間が短いとか
全てネガティブなことばかり
一日中、ノンストップトーク
それに波長を合わす他の2人の患者さん(さすが年上の方、えらいですね)
私は、読みたい本を3冊も持って行ったのに
やかましくて読めない
デイルームもコロナで使用できず
逃げ場が無い
看護師さんからは、静かに休みたい時は言ってくださいねって
最初に言われてたけど
この事かー
ほんと、楽しい話ならいいのに
食事中も、私の方をじーっとみて一言
『ずいぶんきれいに魚たべるね、標本作れるは！』
だって魚好きなんだもん
褒められてるんだか
貶されてるんだか
私の点滴ルートがなかなか取れなかった時
Mさんは、代わってもらいな！そんな何回も刺されて
って、いや、刺されてる私は平気なもんで
そんな私に
『あんた、人が良すぎるんだわ』
そんなー
太い腕の私が悪いんです
若い看護師さんだって、経験が必要なのよ
とは、言いませんでしたが
手術翌日に、看護実習生(18歳！)が私に話を聞きたいと
オファーがありまして
喜んで！若い方と話せるチャンスです♪
私はベットに腰掛け
学生さんは椅子に座り
Mさんはじーっとこちらを見ています
学生→『今回の入院、手術で検査とかありましたが嫌だなとか思う事はありますか？』
私→『無いですよ！だって良くなるために必要な検査や治療だから』
学生→『入院中、不便だなと感じることはありますか？』
私→『無いですよ！何かあれば看護師さん達はすぐ対応してくれるし、食事はおいしいし
』
Mさんに聞こえるように
私→『私は患者でお客さんでは無いし、先生や看護師さん達に感謝していますよ！』
と、看護実習生さんには全く参考にならない回答ばかりでしたが、楽しく会話をして終了
Mさんは看護師さんがくるたびに、アレしてコレして
食事は麺なら食べれる
お風呂は最後でゆっくり入りたい
要求が止まらない
食欲がないのか
トンカツは食べるけど、他は残す
この患者さんは、治す気あるのか？って思ってしまう事が何度もありましたが
土曜日に私の隣の方が退院
日曜日には、私
火曜日にもう一人の方も退院が決まり
さすがに、Mさんも帰りたくなったよね
Mさん→『私はこうやってみんなの退院を見送ってばかり』
だから、前向きに考えて早く退院できるように
Dr.や看護師さんの言う事聞いて、治療してもらおうよ！
とは、言えませんでしたが
快方に向かって退院できてるといいのですが
次回は、術後私の体に残された
謎のマーキング
早いもので術後50日目です
すこぶる元気です
傷から縫合糸がするりと出てくるという
びっくりパニック事件がありましたが
傷のチェック
テープかぶれがすごくて、1センチほどの傷の周りには
水疱ができては破れる
テープは一次お休みして
薬を塗る
治るとテープ再開の繰り返し
ある月曜の朝、4つの傷のうち
おへその下にある真ん中の傷から
ちょいと血が🩸
絆創膏を貼り仕事へ行きました
帰ってきてから、傷のチェック
血は止まり、あら細長くて大きな瘡蓋？
あまり気にせず、そのままにして
横になりぐーたらテレビを見てました
何気にお腹を触り、瘡蓋を確認
ん？
んん？
あっ取れた！
ありゃ？
どこの糸くず？
いや、近くにそんなものないわ
まさか！
お腹をみると
はい〜
あの瘡蓋ないですわー
そして傷口が5ミリほどパッカーン
瘡蓋ではなく、縫合糸が半分出てたのね
それを触っているうちに
出てきちゃったようです
なんか、変な汗出てくるわ
時刻は21時
明日、病院に電話してみよう
外来やっていない日だけど
布団に入るが
もちろん、考えることは
明日、急遽来るように言われたら
縫わなきゃ治らないって言われたら
はい、寝れませーん
朝が来て
傷を見ると👀
やっぱり5ミリほどですが
口を開けて、汁が
とりあえず仕事へ行き
別室にこもり、病院へ電話
何度かけても外来受付には繋がらない
今度は病棟に電話を回してもらい
事情を説明するも
ドクター達はカンファレンス中で不在
あと、30分ほどしたらかけ直してと
座席に戻るも
仕事どころではない
30分後、看護師さんに電話が繋がり
事情を説明
ドクターに確認してから折り返してくれることに
2時間後、血も止まっているので
今まで通りテープをしておくこと
来週の受診日に、診せてくださいと
なんだか、緊急性がなかったようで
お忙しい中ありがとうございました
ホッとしたので
仕事仕事！
3日後に恐る恐るテープを外してみると
はいー
何事もなかったかのように
ピタッと傷が塞がり
乾燥もしていました
みなさーん
縫合糸が出てきても
大丈夫
傷は閉じてました〜
次回は、入院中同部屋になった
ネガティブおしゃべりお姉様の事
足ではありません
腕だよ
病棟に戻ってから
夜勤の看護師さんが心電図やら酸素マスクを、手際よく整えてくれましたが
カチカチカチカチ
寒くて震えが止まらない
30分ほど震えに耐え、落ち着くと
また、看護師さんが布団やT字体をセットしてくれました
手術前にベットサイドの棚に
寝ながら手の届くところに
iPhoneとイヤフォンをセットしておき
早速、家族へLINE
『終わったよ、手術』
簡単に報告
家族には先生から電話があり
先に、無事終了を知らせてくれていました
ん？
仰向けで寝ると尾骶骨が
イタ〜
ちょー痛ーい
なんでだ？
同じ体制で長時間手術台にいたから？
横向きでしか寝れない
右へ左へゴロゴロ
おお！
ガスもスッと
(失礼しました)
そうするうちに、心電図がブチっと何度も外れる
看護師さんが飛んで来てくれる
すみません、でも看護師さんは
気にしないでください、これが仕事ですからって
ホントに感謝です
7時間ほど麻酔で寝てたから？
病棟に戻っても眠たくなく、イヤホンをとり
久しぶりにオールナイトニッポンを聴き
過ごしました
朝方、少し寝たかな
それにしても、痛みが少ない
前回の開腹手術とは違い、傷が小さいから？
あと、左胸の下から足先まで痺れてる
またか！
前回は右足が痺れ、翌朝速攻で硬膜外麻酔を外してもらった
今回は反対側
さぁー朝です
回診です！
手術担当のDr.はいなかったけど
Dr.I→どおですか？
私→ガス出ました♪
Dr.I→いいねー
Dr.Ｓが聴診器でお腹の音聞いてました
Dr.Ｓ→お腹動いてるわ
私→尾骶骨あたりが痛くて
Dr.I→癒着がすごくてね、手術時間長かったから
私→ふむふむ
看→声が！
声がかすれて、スーパーハスキーボイス
Dr.I→長時間だったからね
私→左側が痺れてて、硬膜外麻酔外して下さい
Dr.I→外したら痛くなるから、様子みよう
この麻酔科付けてるうちは、シャワー入れないんだよなぁー
と回診は終了
立てればお昼ご飯から、食事再開です
速報、手術痕の一つから
縫合糸が出てきました
これもまた、今度！
朝から、点滴ルートが確保できず
若い看護師さん泣かせの
私の太い腕
ルールなのかな、３回失敗したら
看護師交代になりました
５回目で手の甲に針入りました
ごめんなさい、この太い腕のせいです
予定時間5分前に手術の準備が始まりました
手術用の病衣に看護師さんのお手伝いをしてもらいながら着替え
バタバタと準備終了
徒歩で手術室へ行きます
同じ病室の、ネガティブおばさま方から
頑張ってね〜と送り出され
2度目の手術室へ
前室でいろいろ確認されて
他の手術室では手術中見たいよー
と、思ったけど我慢我慢
看→今回の手術室は1番です
私→前回と同じ手術室ですね
看→よく覚えてますね！
おや、手術台が前回より幅広に！
横になるとさっさと病衣と下着を脱がされ
硬膜外麻酔へ
横向きで背中を丸めて、じっと我慢
足がつりそうですでも、我慢我慢
終わると仰向けに戻り
酸素マスクをつけられる
背中があったかくなってきた！電気毛布でもあるの？
心電図をつけられる
血圧計をつけられ
ピッピッピッピッピッ
私の脈拍が聞こえる
酸素マスクを抑えてくれている麻酔科の先生に
私→私の脈拍早いですか？
麻→イヤー緊張していないですね
下から見る麻酔科の先生👀
女性ですが、カッコイイわー
麻→はい、これから手の甲から眠くなる薬入りますから、少し痛くなります
私→皆さんよろしくお願いします
（おお〜手の甲から手首痛いわー）
すーっと寝てしまい
Dr.→終わりましたよー痛いところないですか？
私→
（はやっ！終わったの？）
肩が痛いです、シジュウカタ
『声がかすれて出ない・・・』
Dr.→前から、肩痛かったですよね
無事終わって、右の卵巣も残ってますよ
腹腔鏡でできましたから
私→ありがとうございます
いま、何時ですか？
Dr.→9時です
私→長！
13時半に手術室へ、手術台に寝たのか13時50分ごろ
Dr.→癒着がすごくてね時間がかかりました
私→ありがとうございました
手術台からベットへ移される
前回、ここで吐き気がきて1時間苦しかった
看→イチニノサン
動かない
看→すみませーん手伝って下さい
重くて動かなかったのね
看→イチニノサン
ドン、おや！吐き気来ないよ
ガタガタガターベットが揺れる
病棟に戻ると、消灯後のため真っ暗
ネガティブなおばさま方も静かでした
前回より、手術によるカラダの負担はホントに減りました
続きはまた今度
入院当日は、大学病院の玄関前まで送ってもらい
ひとりで行きました
病棟には、家族の立ち入り禁止
PCR検査をして
外来で手術説明
２回目の手術という事もあり
癒着があるのではと
手術内容は、腹腔鏡手術で子宮全摘
両卵巣卵管とも子宮内膜症のため摘出
(出すのは下から!)
全体で12センチ程のブツになるそうです
まぁー前回が15センチほどだったので
小さく思いましたが
病棟に戻り
薬剤師さんが来て、クスリのチェック
麻酔科のお医者さんが来て、アレルギーなど聞き取り
休む暇なく、次は看護師さんが来て
服薬中のクスリの没収
今度は、手術担当のDr.H登場
診察して
Dr.H→予定通りの手術で
時間は４〜5時間です
私→よろしくお願いします
とDr.H退室
担当看護師さんから
看→『全部取るの？』
私→『私は右の卵巣残ると思ってたら、全部取ろうって、ホルモン補充すればいいからと説明されて』
看→『更年期は確実に起きるよ』
私→『ですよねでも、入院前の外来で先生が・・・』
看→『回診の時、別の先生の意見も聞いてみたら！』
私→『そうします』
しばらくして
さっき診察してくれDr.登場
Dr.H→『悩んでるとか？』
私→『先生はどお思いますか？』
Dr.H→『正直、若いのに両卵巣取るの？と思った、でも決めるのは本人なんです、右卵巣の中身だけ取り戻す事もできますよ』
私→『先生方の手を煩わせることになりますが、いいですか？』
Dr.H→『もちろんですよ』
私→『よろしくお願いします』
と18時ごろ、手術内容の変更が決まりました
看→『話せた？』
私→『ありがとうございます、悩んでたけど思い切って聞けてよかったです♪』
担当看護師さんに感謝です
ホントに感謝
お風呂も入って
なんだかんだで、あっという間に消灯
ぐっすり寝て
朝です♪
回診で、先生方が多数登場
緊張してるかと、聞かれたけど
全く緊張していない私
浣腸もなく、意気揚々と手術を待つ身
朝から、絶食になり、絶飲になり
点滴開始
手術予定時間の30分前なのに
Dr.はまだ詰め所に居るし
看護師さんも準備に来ないし
まさか、遅延？
いやいや、5分前にやっと準備が始まり
ちゃっちゃた、着替えさせられ
トイレに行く暇もなく
手術室へGO〜
続く
4年前の6月に巨大子宮筋腫摘出のため
開腹手術をしました
その翌年、人間ドックで『何かオプションはつけませんか？』
のお誘いに、即答でハイって
その結果、ca19-9だったかな
137と高値で再検査となり
大学病院へ結果を持って行くことに
検査の結果、右卵巣の多忙性嚢胞
正直、右側の卵巣に自覚症状は無かったです
6ヶ月ごとの受診が始まり
子宮筋腫も、1センチ大が4個あり
ひとつが順調に
成長されまして
2センチからの3センチからの最後は6センチまで
去年あたりから、生理の量が
爆発的に多く
毎月、恐怖でしかなかった
去年の9月には、左下腹部痛がたまにあり
子宮内膜症なので痛み止めでなんとか過ごしていました
で、今年になって
毎月の生理の量が多い事
左下腹部痛が刺すように痛い事を理由に
自分から思い切って、手術の話を切り出したところ
先生は『いいよー』と
トントントーンと
手術が決まったのです
私のその日の気持ちは
とても晴れやかでした
前回に続き、もう一つの朗報です
婦人科手術で腹腔鏡手術を受けました
なんと、剃毛がないんです！
術後の初シャワーで
あらっ、そのままなのね
次回、4年前の術後から手術までの事をUPしますね
子宮筋腫で開腹手術から4年
今回、術前でひとつ変わっていたことがあります
それは、手術当日の魔の浣腸が無いのです！
前日の看護師さんからの説明で
『今は浣腸無いんですよ〜』
おもわず、ガッツポーズをしてしまいました
それだけで、気分は一気に晴れました
