同部屋の患者さん達 | Simple Lunch Menu ! 

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たまに気が向いたら更新してみます♪

新型コロナの関係で病棟には患者しか出入りが出来ないため


病院の玄関先まで車で送ってもらい

ひとりで入院ウインク


病棟に案内され、4人部屋へ

他の3人は私よりは、歳上の方々


お世話になります

よろしくお願いします

と、挨拶をしカーテンを閉めて

荷物の整理と病衣に着替え


カーテン開けると

向かい側のベットのMさんから

『あなた、入院慣れてるんだね

小さな手さげなんか用意して』


真顔『あー入院は何度目かで、財布、ハンカチ、スマホを入れるのにあると便利でー』


Mさんはあの先生はいいとかダメとか

今日の夜勤の看護師さんはどーとかこーとか

自分の病気は、治るのがいつになるとか

この治療はダメだとか

薬がどーとか

入浴時間が短いとか

全てネガティブなことばかり

チーンチーンチーン

一日中、ノンストップトーク

それに波長を合わす他の2人の患者さん(さすが年上の方、えらいですね)


私は、読みたい本を3冊も持って行ったのに

やかましくて読めない笑い泣き


デイルームもコロナで使用できず

逃げ場が無い笑い泣き笑い泣き笑い泣き


看護師さんからは、静かに休みたい時は言ってくださいねって

最初に言われてたけど

この事かーニヒヒ

ほんと、楽しい話ならいいのに


食事中も、私の方をじーっとみて一言

『ずいぶんきれいに魚たべるね、標本作れるは!』

ニヒヒだって魚好きなんだもん

褒められてるんだか

貶されてるんだか


私の点滴ルートがなかなか取れなかった時

Mさんは、代わってもらいな!そんな何回も刺されてムキー


って、いや、刺されてる私は平気なもんで

そんな私に

『あんた、人が良すぎるんだわムキー


そんなー

太い腕の私が悪いんです

若い看護師さんだって、経験が必要なのよ

とは、言いませんでしたが


手術翌日に、看護実習生(18歳!)が私に話を聞きたいと

オファーがありまして照れ


喜んで!若い方と話せるチャンスです♪


私はベットに腰掛け

学生さんは椅子に座り

Mさんはじーっとこちらを見ています


学生→『今回の入院、手術で検査とかありましたが嫌だなとか思う事はありますか?』

私→『無いですよ!だって良くなるために必要な検査や治療だから』

学生→『入院中、不便だなと感じることはありますか?』

私→『無いですよ!何かあれば看護師さん達はすぐ対応してくれるし、食事はおいしいしデレデレ

Mさんに聞こえるように

私→『私は患者でお客さんでは無いし、先生や看護師さん達に感謝していますよ!』

と、看護実習生さんには全く参考にならない回答ばかりでしたが、楽しく会話をして終了


Mさんは看護師さんがくるたびに、アレしてコレして

食事は麺なら食べれる

お風呂は最後でゆっくり入りたい

要求が止まらない


食欲がないのかはてなマークはてなマークはてなマーク

トンカツは食べるけど、他は残す!?


この患者さんは、治す気あるのか?って思ってしまう事が何度もありましたが


土曜日に私の隣の方が退院

日曜日には、私

火曜日にもう一人の方も退院が決まり

さすがに、Mさんも帰りたくなったよね


Mさん→『私はこうやってみんなの退院を見送ってばかり』

だから、前向きに考えて早く退院できるように

Dr.や看護師さんの言う事聞いて、治療してもらおうよ

とは、言えませんでしたが

快方に向かって退院できてるといいのですが



次回は、術後私の体に残された

ポーン謎のマーキングポーン